京都 左京区にある「蓮華寺」東には高野川が流れ北には比叡山を望む立地
低い楓の葉のアーチを潜り抜けてゆくアプローチ
建物の中にはいると上の写真のような庭がぱっと視界に開けます。
建物は完全な一間グリットの単純な架構、柱と梁が庭を額縁のように
切り取っていて庭を眺めるための装置のようです。
同じアングルでスケッチを描いてみました、
薄暗い室内から庭を眺めていると、太陽光の変化によって明暗入れ替わる
庭の表情、吹き放ちの縁側からふんわり入ってくる風、サラサラと流れる
水の音。
五感で味わえる絵を鑑賞しているようでした。
入口の脇にある土蔵の蔵、土壁の表情がやさしくていいです。
市内から離れているため人も少なく、のんびりお寺の庭を眺めたい
時にはお勧めの場所ですね。
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