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2020.5.1

大橋富夫さんが撮った東京の風景に、
建築家の益子さん、永田さんが文とスケッチを書いた本。
今から50年ほど前の街の景色、
大切に読まれてきた古書のように掠れ、汚れていてほっとします。

どこぞの新都心のツルっとした風景にはどこにも身を寄せる
場所がありませんが、この本の中の街の風景はふらりと歩い
てみたくなる懐の深さがありますね。
町の記憶のしみは、良く生きてきたおじいちゃん、おばあちゃん
のしわやしみと同じもの、ひとを安心させるなにかがありますね。

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