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2019.10.25

分譲地に建つコンパクトな平屋のすまいをプレゼンテーション
させて頂きました。
「プレゼンテーション」とはクライアントさんからのご要望を聞き、
敷地を見に行き、まとめあげた計画を図面・模型などで説明
する作業の事。
クライアントとお会いしてから、プレゼンテーションの日まで
設計者がどのようなことをしているか少し覗いてもらいます(^^)

クライアントさんとの初回のミーティングが終わり要望をまとめ
たら早速敷地へ、
季節による太陽の軌道や、風の抜け方、近隣のからのプライバシーの
守り方、そして窓をむける「良い風景」はないか。
設計の「ヒント」を探ります。

クライアントさんの要望、敷地の状況、予算、などを把握したら
建物の計画の方向性、コンセプトを固めます。
実際はプランをいくつも書きながら敷地の癖をつかみコンセプト
をまとめてゆくことも多いです。

建物の方向性がきまったらいよいよプランニング、ここで大切
なのはプランと外観を同時に設計する事。
これができるときれいに屋根が掛かります、
逆に言えばプランをつくってから外観を考えるとガタガタのへん
な屋根に・・・
プランと外観、建物の骨格を同時に計画できるのが設計者の最大
の強みです。

最後は簡単な模型で立体感やお庭とのつながりを確認。
打ち合わせの時は涼しい顔をして説明しているかもしれませんが(笑)
クライアントさんの期待になんとか応えたいと設計者は日々
手を動かし、格闘してます。
水面下で足をバタつかせるアヒルのようですね(^^)

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