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2019.7.26

水戸市金町にある喫茶店マイルストーンさんへ行って来ました。

壁面で囲われた中庭を横切るアプローチ。
窓際のソファ後ろにある窓下の高さが720mm程度、
肘を掛けることもできる絶妙な寸法でした。

手間暇を掛けて淹れるコーヒーとJAZZ、素っ気なくも質の高い
空間、大人な喫茶店で落ち着きます。
こんな場所が近くに家の近くにあったらなぁ・・・

Category
カフェ・雑貨・お店
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2019.7.24

水戸芸術館で開催されている~大竹伸郎 ビル景~へ脚を運んできました。
大竹さんの絵本「ジャリおじさん」は息子が小さい頃何度も読み聞かせ、
不思議な魅力を感じていたので今回の展示会とても楽しみでした。

大竹さんの魅力はずっと使い込んだぼろ雑巾のような絵のマチエール、
一見無造作、でも少し離れて見ると色の配置や立体の構成がスバっと
決まっています。
実際に作品を見るとやはり印象が違いますね、優雅な休日を過ごせました!

Category
美術・展示会
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2019.7.19

街中にある敷地の周辺を描いた鳥瞰パース、
建物をひとつひとつ地道に描いてゆくと街の風景が浮かび上がります。
手描きって楽しいです(^^)

Category
手描きスケッチ
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2019.7.16

f+c HOUSE上棟式を執り行いました。平屋部分と3間角キューブのシンプルな構成

式の設営までクライアントさんが用意してくれたお弁当でしばし歓談、
浅漬けが最高でした(^^ 息子さん達もなんだか楽しそう!

棟梁が祝詞を上げ工事の無事を祈願します。

最後はみんなで記念撮影、
家づくりは、モノとしての建物だけでなくコトとしての現場の過程を
味わうとより一層楽しくなります。

Category
f+c HOUSE現場ブログ
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2019.7.15

ぐるりの家、地鎮祭を執り行いました。
土地の神さまを鎮め工事の安全を祈ります。

ぐるりの家はワンちゃんと暮らす平屋のコートハウス、
中庭を中心に”ぐるり”とまわる動線が特徴のお家です。
24坪とコンパクトな住まいですが、中庭を介した視線の抜けや回遊動線
により変化に富んだ楽しい住まいになりそうです。

今後の進捗がとても楽しみ、クライアントさんとワンちゃんに喜んで
貰えるようがんばります!

Category
ぐるりの家現場ブログ
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2019.7.10

地元にあるミニシアター「あまや座」にビル・エヴァンスの映画を
観に行きました。
エヴァンスのCDはいつも聴いていて決して飽きません、矢野顕子
さんが無人島に1枚持ってゆくならエヴァンスのCDと言っていま
したが分かるような気がします。

さて映画の方はジャズピアニスト、エヴァンスのドキュメンタリーフ
ィルムで、彼の表現者らしいエゴと周囲の悲劇が伝わってきます。
あの繊細な音の裏にはこんなストーリーが隠されていたんだなぁ・・
と感じ入ってしまいました。

またジャズを演奏している場面も多いのですが、マイルスデイビス
やコルトレーンなどJAZZ好きならそれだけでも満足するはず。
近くにこんな映画館がある事を嬉しく思いながら帰路につきました。
来週からはゴダール特集との事、地元の映画ファン行くべしです(^^)

Category
映画
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2019.7.8

「えんがわ薬局」の俯瞰パースです。
パースの良いところは一目で建物の様子が分かるところ、
人や植栽、動線などを書き込むと平面図や立面図より
伝わりやすいかもしれません。
また手描きとする事で建物の体温のようなものを感じて
貰えればと思っています。

また設計者にとってもパースを描くことで建物を立体的に
把握し、自分が何をしたくてこの計画を進めているのかを
再度認識する事ができます。
今後もコツコツ描いてゆこうと思います!

Category
えんがわ薬局手描きスケッチ
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2019.7.6

1955年竣工の「自由が丘の家」
ピアニストのための23坪の小住宅、この規模にも拘わらずグランドピアノ
2台置けるスペースがとられています。
住宅遺産トラストさんのイベントで3回ほど見学をしたことがあるのですが、
本当にとろけるような居心地の良さ、雨の日にソファで佇んでいた時は
「このまま泊まりたい」(笑)と本気で思いました。

小住宅ですが心地良いスペースが各所にあります、僕は玄関から窓際のソファ
コーナーまでの道のりがとても好きです。
玄関を抜けると2段トントンと下がってリビングへ、そこはピアノの演奏のために
たっぷりとした吹き抜け空間になっています。
さらに奥へすすむと今度は天井高さ2100ミリ程度にぐっと抑えられたソファコーナ
ーへ、天井は光を吸い込むような板張りの暗いオイルステン仕上げ。
そしていままでの進行方向へぐるりと背中を向けて窓際のソファへ腰を下ろします。

背中には障子越しにしとしとと降る雨の音、
左の手元には低い照明からオレンジの灯り、その光がざらっとしたコンクリート
の壁を照らし「守られている・・」という安心感があります。
これではす向かいにある暖炉の火がパチパチと燃えていたら・・・

どうだ、というこれ見よがしな所はどこにもありません。
簡素な素材を使い、空間のプロポーション、人の動線、光の陰影、を人の生活の心
に寄り添いながら丁寧に計画して行くことでこれだけ質の高い空間をつくれるのだ
というお手本のようなお家でした。
小さく簡素でとろけるような居心地の家、僕にとって宝石のような住宅です。

Category
吉村 順三手描きスケッチ
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2019.7.4

専門学校でパースの授業をしているのですが、習うより慣れろ
で生徒さんにはとにかく線を引いてもらうようにしています。

小テストで活用させて頂いているのが中山繁信さん著「勝手にパース検定」
クイズ形式で5級から1級まで問題が並んでおり、解いてゆくうちに自然と
VP(消失点)やHL(水平線)など基本的な図法がマスターできます。

自分でも一通り解いてみたのですが「なるほど~・・」と頷きながら楽しく
パースを学べました。パース描けるけどちょっとうる覚え(笑)なんて方にも
おすすめの本です!

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