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2018.5.1

東京藝術学舎さんにて「西洋建築史~中世編~」の講座を受けて来ました。
先月の古典編に続き今回はキリスト教が力を持った5世紀~15世紀中世の
建築様式の変遷をみっちりと教えてもらいました。

講座を通しての感想は西洋建築史は兎にも角にも「古代ギリシャ・ローマ」
なのだなぁ~という事。
ルネサンスや新古典主義はギリシャのパルテノン神殿、ローマのパンテオ
ンといった神殿系の建物を規範とし、
中世ではやはりローマの集会場であるバシリカや洗礼堂のドームを原型と
して進化させてゆきます。
近代建築の誕生する19世紀までは常に2千年前の建築様式を最上位と崇め
模倣、進化させる・・なかなか不思議な(笑)文化ですよね。
また先生が何度かいっていたのが「西洋建築史」を整備したのは「19世紀
のヨーロッパの歴史家」だよ、という事。
それまでは特に歴史という概念も無かった中で、歴史家が「19世紀ヨーロ
ッパにとってそうであると便利」という視点で歴史を編み上げていったと
う点は注意すべしとの指摘。
歴史というのは点と点を線としてつなげてゆく作業ですが、講座を通じて
僕も自分なりに歴史を読む楽しさを味わえました。


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