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2018.4.25

絵の展覧会などに出掛けた時にもっと美術史の知識があればなぁ・・
と思う場面があります。
たとえば「ゴッホ展」に行けばゴッホ個人の絵についての特徴や変遷
を理解する事はできても、その絵が美術全体の流れのなかでどのよう
に生まれてきたものであり、その後にどんな影響をもたらしたかにつ
いては良く理解できない事が多いからです。
この本では絵その物ではなく、その背景として存在する社会文化や経
済、政治的意図などに目を向けて丁寧に美術史のながれを拾い上げて
おり読みやすく興味深い内容でした。
表紙にあるサブタイトルの「ビジネスエリート」では全然ありません
(笑)が、美術の流れをおおまかにでも捉えたいと思っている人には
お薦めの本です!


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2018.4.23

建築家中村好文さん、リュート奏者つのだたかしさんのイベント
「ひまな日曜日」へ脚を運んで来ました。
前半はつのださんの静謐なリュートの演奏を堪能、中世のロマネ
スクの空間をおもわせるあたたかくも可憐な音、こんな音楽に似
あうような空間がつくれれば・・・とため息がでます。
後半は打って変わって好文さんのトークで会場は寄席のような雰
囲気に(笑)替え歌メドレーも飛び出し
ラジオ体操を基につくった「レミングハウス社歌」
ローハイドが元ネタの「老眼の歌」
など会場がおおいに盛り上がりました!
お二人のチャーミングでカッコいい生き方におおいに刺激を頂きました。


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2人の建築家
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2018.4.19

ルイス・カーン1940年代後半の作品、ちょうど前回トレースした
「ワイス邸」と同時期に設計された住宅です。

プランを眺めるとやはりワイス邸と同じ手法でつくられた事が良く
分かります、

➀ 伝統的な素材、石・木・レンガを使う
➁ 建物の内部と外を結ぶ「中間領域」をつくる
➂ 「リビングブロック」と「スリーピングブロック」へ空間を分ける

最終プランでは読み取れませんが、初期案をみると玄関前のポーチに
はパーゴラが掛けられ玄関ホールの奥には石壁で囲まれた中庭が計画
されています、まさに2つのブロックのあいだに「中間領域」を差し
込もうとしていたのですね。

このジェネル邸を読み込んでいくと、高低差のある敷地に呼応する
ような巧みな断面計画と、ゆったりと掛かる美しい屋根が特徴であ
る事が分かります。

1950年代に入るとカーンは正方形(幾何学)の独立したユニットを
組み合わせ並べるという手法を追及します。
ワイス邸やジェネル邸のような全体をつなげる屋根の存在感は無く
なり、フィッシャー邸やエシェリック邸のようなキューブが並ぶよ
うな形態が際立ってきます。

個人的にはブロックは分けつつも全体はゆったりとした屋根でつな
げるというカーンの建築はとても魅力的だし、まだまだ追及する可
能性のある手法だなぁ・・と感じました。


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その他
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2018.4.17

水戸芸術館へ狂言「野村万作抄」を観に行きました、
狂言を見るのは初めて、TVでも独特の存在感を放つ野村萬斎さんを
一度見てみたいとの思いもありました。
お話しは二つ、
父 野村万作さん演じる「月見座頭」と萬斎さん演じる「彦市ばなし」
どちらも僕の持っていた「狂言」のイメージを打ち壊すような舞台
でした。

「月見座頭」は盲目の男が杖をつきながらお月見に出かける話、
前半の虫の音が聞こえてきそうな風流な空気が後半に一転します。
昔アメリカン・ニューシネマの救いのないエンディングにぎょっと
した覚えがありますがそれ以来の衝撃でした。

後半の「彦一ばなし」はうって変わってまるでドリフのよう(笑)
萬斎さんのコミカルな動きと登場人物のおかしみのあるキャラクター
に会場からもあたたかい笑い声がこぼれっ放し。

おなじ「狂言」というジャンルでもここまで振り幅が広いとは、
古典芸能の懐の広さと凄味を感じた一夜でした。


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その他
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2018.4.14

アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「めまい」
高所恐怖症になり警官を辞めてしまったスコティ
ある日学生時代の友人エルスターに彼の妻(死人の亡霊に取りつかれた)
マデリンを調査するよう頼まれ、彼女を追跡してゆくうちに・・・
という物語。
途中までは良く練られたサスペンス映画といった感じなのですが後半は
少し偏執的な物語へと変わってゆきます。

一度見始めるとぐっと引き込まれてしまう映画でマデリンを演じたキム
・ノヴァクがとても魅力的でした。


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映画・絵画
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2018.4.13

この春から近くの専門学校のインテリアデザイン科の授業を受け持つ事に、
内容は「プレゼンテーション」おもにパースの描き方やレイアウトの仕方
を教える予定。
仕事ではなんとなく感覚的に書いていたパースですが、それでは教えられ
ず(笑)もう一度何度も開いてきたパースの本を復習しています。
学校に入って来たばかりの1年生の授業なので、線を引く楽しさを感じて
貰えればと思います。
新米先生として頑張ります(^-^)


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その他
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2018.4.9

弘前建築旅で泊まったホテルの実測スケッチ!
水廻りと寝室が扉で区切られていて落ち着きがありました、
洗面が廊下に独立してあるのはユニットタイプよりも便利
ですね。
部屋の広さ感のわりになぜシャワーと思ったのですが、屋
上にある大浴場に行って納得。
露天の岩風呂があり遠くには雄大な岩木山の姿を眺める事
ができます、気持ちよくて朝風呂にもいった(笑)らりんご
がポカリポカリと浮いていてこれまた心地よい、
へたな温泉宿よりも満足なホテルでした。


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手描きスケッチ
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2018.4.6

前川國男、最晩年の建築「弘前市斎場」
敷地西側の「岩木山」「杉山」東側へ広がる「りんご畑」と建物の関
係がしっくりと納まっています。

弘前公園からてくてくと歩いて行ったのですが斎場へのアプローチが
素晴らしい、一直線の道を進んで行くと右手に突然広場がパッと現われ
その先に雄大な「岩木山」の姿を眺める事ができます。
親しい人の死に対して戸惑う心が岩木山の雄大な姿を見ることで落ち着
き慰められる事でしょう。
また道がゆったりとした下り坂になっている事で、自然に斎場へ向けて
歩を進める事ができます。

この斎場へのアプローチを進んでいる時に思い出したのが北欧の建築家
アスプルンドの「森の火斎場」、前川さんの斎場と比較すると
「岩木山」→「右手にみえてくる小高い丘」
「ゆっくりとした下り坂」 → 「ゆったりとした上り坂」
というようにアプローチの情景が似ているように思えます、どちらも人
の心に寄り添った素晴らしいアプローチです。

坂を下ると深い屋根の掛かった車寄せが見えてきます、軒裏を見上げると
重厚なコンクリートの格子梁がどうぞと迎え入れてくれるよう。

建物の内部は岩木山のある西側へ「焼き場」りんご畑のある東側へ「待合」
その二つのブロックを渡り廊下で結ぶという構成になっています。
黄泉の国(焼き場)と俗世(待合)を橋(渡り廊下)で結ぶという設計意図です。

待合(俗世)

二つの世界を結ぶ橋(渡り廊下)

焼き場(黄泉の国)

炉前ホールは薄暗い空間で、トーンの低いザラッとした仕上げとな
っています。
このザラリとした壁面にトップライトから美しい光が落ちてくる様
子は中世の教会の内部のよう。

斎場はまさに人の生死に関わる場所、杉山に抱かれた控えめな外観
とずしりと落ち着いた素材で囲まれた室内 そして遠くに望む雄大
な岩木山の姿、敷地と人の心を丁寧に読み解いた素晴らしい建築で
した。


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手描きスケッチその他
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2018.4.4

アクアマリンふくしまにて開催されている「テオ・ヤンセン展」へ脚を運んで来ました。

エントランスホールを抜けるとアトリウムにいろいろなタイプのビーストが
並んでおり、一部は動かすこともできます。
ビーストとはテオヤンセン氏(オランダ)がビースト菌(笑)に感染して作る
ようになった海辺に生息する生物との事、以前に雑誌でこのビーストの写真
をみていつか実物を見てみたいと思っていました。

息子たちは「ミニビーストをつくろう」というワークショップに参加して
すっかりビースト菌に感染していました(^-^)
風の力だけで生き物のように動く構築物、男子心を鷲掴みしますよね。

スケッチのタッチもやはり素敵、レオナルド・タヴィンチの手帳を
覗くよう、一から構想しスケッチに描き自分の手でビーストを創り
出す、とても夢のある展示会でした。


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その他
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2018.4.2

ジム・ジャームッシュ監督の映画「パターソン」
ニュージャージー州の街で何気ない日々を送るバスの運転手の物語。
アダム・ドライヴァー演じる運転手兼詩人の主人公のマイペースさ、繊細さ
が伝わってきてとても好感がもてます。
映画のなかに差し込まれる「詩」も情感があり印象的です、また同監督の
「ミステリートレイン」に出演した永瀬正敏も終盤に出てきます。

ジム・ジャームッシュ監督の映画は学生の時に良く借りて観ていたのですが
力の抜けた心地よい気だるさがなんとも心地良く、映画を観終わると少しだ
け自分のペースを取り戻せたような気持ちになります。
バタバタとする春が苦手なマイペースな人(笑)にお勧めの映画です。


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手描きスケッチ映画・絵画
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