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2017.5.31

住宅デザイン学校の合宿で伊礼さんから教えて頂いた「池田山の家」
吉村順三さんの1965年の作品です。

図面をみてまっ先に目に飛び込んでくるのがぐるぐると廻る回遊動線
まさに回遊動線の塊のようなプランです(^.^)
その他にも
・フトコロを薄くするために採用されたワッフルスラブ
・地下ボイラーで温めた空気を窓下のスリットから吹き出す暖房設備
・池の水面へ跳ね出すリビング前のデッキ
・坪庭とつながる”内のような外のような”玄関ホール
・くるりと廻る電話台や、牛乳を盗まれない郵便受け(笑)
など全体から細部に至るまでこれでもかと練りこまれています。
設計の担当者は奥村昭雄さんとの事ですが、動線や構造といった全体
的な視点から、電話台や郵便受けの可愛らしい仕掛への細部への詰めま
で等価のエネルギーを費やして設計を練りこんでゆく姿勢は圧巻です。
トレースする事で建物やプランの構成だけでなく、設計にかける執念、
情念のようなものを感じる事ができとても良い勉強になりました!


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手描きスケッチ
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2017.5.29

先週の平日に佐倉市にある川村記念美術館へ脚を運んで来ました。
森の小径のようなアプローチを下ってゆくと、ひっそりとエントラ
ンスギャラリーが佇んでいます。

ギャラリーを抜けて行くと視界がパッと開け奥に美術館が見えてきます、
入口の横にはフランクステラのごっつい彫刻が!

今回の企画展はヴォルスでした、写真家として大成しその後水彩、油彩の道
へと進む多彩な人。
ところどころに張り付けられたヴォルスの言葉が胸に沁みます。
写真OKなのは企画展のみなのですが、他にマレービッチ、ポロック、
ジョゼフ・コーネル、フランク・ステラ、マーク・ロスコなど錚々たる現代
美術の作品を見る事ができ、特にロスコルームは素晴らしいです!
平日の午後をのんびりと過ごすには最高の場所でした。


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映画・絵画
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2017.5.23

「春霞の家」木材が入ってきたよ!とプレカット工場より連絡があった
のでクライアントさんと材料視察の旅(笑)に出掛けて来ました。
内部の化粧梁になる目の積んだきれいなピーラー材、早くも棟梁の手刻み
が始まっています。
木工事が始まるとなんだかワクワクします、今後が楽しみです!


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春霞の家現場ブログ
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2017.5.22

ずーっと気になっていた栃木県の「大谷石資料館」へ脚を運んで
来ました、外から見るだけでも大迫力です。

内部へ足を踏み入れると「古代地下神殿」といった趣き
インディージョーンズの世界です(笑)
トルコのカッパドキアにも行った事がありますが地下空間
のおもしろさはこちらの方が上ですね。

丁寧に削り込まれた石の階段、
南仏のル・トロネ修道院の階段のようです。

地上に立ち上げて行くのではなく、地下を掘り下げて行く事
でつくられた空間、石という単一の素材、暗闇に上から差し込む
光、いろいろな意味でとても刺激的な場所でした。


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その他
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2017.5.16

「春霞の家」現場です、基礎の型枠が外れたので現場
にチェックに行って来ました。
基礎の立ち上がり部分をバイブレーションをかけて綺麗に仕上
げてくれています、この後は設備、電気の配管工事の予定です。


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春霞の家現場ブログ
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2017.5.15

先週建築家、竹原義二さんの設計されたプラネットジャパン新社屋の
見学会に参加させて頂きました。

竹原さんといえば独特な素材の使い方、この作品でも、タイル、レンガ、
コンクリート、タイル、木、漆喰といった素材を少しずつ色を変えながら
多種多様に使われています。

竹原さんの作品を雑誌などで眺めているとやはり多様素材が目に飛び込んで
来るのですが、実際に見学すると素材の事はさほど気にならず、中庭を中心
とした立体的な空間構成がなによりも印象的でした!
中庭の廻りに立体的に半屋外空間が積み重なってゆく事でなんとも豊かな
シーンが生まれています。

乾杯の時に竹原さんの言葉
「建築ってのは設計するほうも、つくる側も本当はとっても
 楽しいもの、みんな忘れてるんちゃうか(笑)」
僕も精一杯楽しんで仕事をしたいなぁと感じた素敵な見学会
でした。


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手描きスケッチ
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2017.5.12

オフィスぷらっと本社の改修計画です、現状入り混じってしまっ
ているゾーニング・動線を整理し直し、回遊動線を確保する事で
使いやすいオフィスにというコンセプトです。

既存の壁、家具などは可能な限りそのまま利用し可能な限りロー
コストで最大限の効果を!(^.^)
改修はもとの構造があるので入り組んだパズルを解くようなおも
しろさがあります、「良くなったね~~」と言ってもらえるよう
な計画を目指してがんばります。


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手描きスケッチ
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2017.5.9

GWは家族で益子の陶器市に出かけて来ました。

良いお天気の中たくさんの人が市を楽しんでいます、ビールを飲み
ながら5月の風に吹かれてブラブラ歩いているとなんだか良い休日
だなぁ~~と感じます。
天気の良い日に新緑の中を散歩する、ただそれだけがとても豊かです。

お昼はミクマリさんのオムライス、くどさがなくとても美味しく
頂きました。
これからはこういった屋外イベントが増えてくる季節。
飲みすぎに注意して(笑)楽しみたいです!


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その他
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2017.5.8

「春霞の家」基礎型枠検査を行いました。

基礎立ち上がりの幅寸法、基礎と土台をつなぐアンカーボルトの位置
配筋の通りにズレがないかなど確認して行きます。
図面と相違ないか確認できたので明日2回目のコンクリート打ちです。


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2017.5.8

水戸芸術館で開催された「磯崎新×藤森照信」対談を聴きに行って来ました。

朝整理券が配られるという事で開館の30分前に行ったのですがすでに多くの
人が並んでいます。

対談のなかで磯崎さん、藤森さんがお互いの建築の成り立ちを探るような
興味深いお話がありました。
藤森さんが
「磯崎さんの建物に行くとガランドウの感じがあり死の気配がする、空間が自閉
 していて上から光が落ち、空間が横に流れていかない、どうしてなのでしょうか」
と聞かれると
「それは簡単な事、自分は戦争の後の焼け野原を経験している。焼け野原の中で
 空間体験はそらしかなかった。またヨーロッパの建築を見た時に廃墟や教会の
 上からの光が印象的で自分はその光をやりたいと思った」
逆に磯崎さんが
「藤森さんのとてもユニークな点はモダニズムといっさい関係のない所で建築
 をつくっている事、藤森さんの建築のベースは路上観察など自分の身体的な
 感覚を通して培った美意識にあるのではないか」
 それにたいして藤森さんは
「どおしてああいった形の建築をつくるのかと聞かれいつも困る(笑)
 ただ自分が初めて設計をやるときに
「現代建築と関係あるものはやらない」
「過去の建築様式を引用する事はやらない」
このふたつをやらないという事だけはハッキリ決めていた」
お二人の建築の源流の秘密を聴けたような気がして嬉しくなってしまいました(笑)

帰りがけにショップで買ったお二人の共著、レーモンドや吉村さんの話も書いてあります、
興味のある方はお勧めです!


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