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2017.2.7

昨日新宿のパークタワーホールで開催された日本エコハウス大賞
シンポジウムに参加して来ました。
エコハウスというと「U値やQ値・外皮計算」などという言葉が
パッと頭に浮かび、もと文系の僕にとっては避けたい世界・・・(笑)
などと思っていました。
ただ住宅設計者であれば誰もが少なからず影響を受けている伊礼さんや
堀部さんがエコハウスに取り組まれている、となればやはり気になります。
シンポジウムで講師の先生方が言っていた事は表現は違えど
「ようやく断熱や気密が情報・コストを含め設計者にとって身近なツール
となった、それをやる事でクライアントの生活が幸せになるのであればや
らない理由はないだろう」というもの。
「住宅はクライアントが幸せな暮らしを送るための器」という
視点に立てばかなりまっとうな内容、
話を聞いていて設計者として意匠はもちろん、目に見えない事の設計
(空気の質や気流の流れなど)を想定した上できちんと実現出来るのであ
れば一段ステップアップした設計者になれるなと感じました。
今更ですが吉村順三さんも奥村昭雄さんも力をいれて取り組まれて
いた事、自分の設計技術をステップアップさせるためにも逃げずにきちん
と取り組んでみようと気持ちを新たにしました。
話は変わりますが会場を見渡すと知っている顔がたくさん、みんな根っから
の建築バカ(笑)ですね。僕もその一員として精進したいと思います!

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