奈良最終日は東大寺を散策、何度見てもダイナミックな南大門!
鴟尾の描くスカイラインが美しい大仏殿
少し道を斜めにはずれ2月堂のある方へ、小さい頃に母親に手を引かれて
歩いた記憶がうっすらとよみがえります。
回廊に掛けられた屋根が上から見ると階段のよう。
京都の繊細で研ぎ澄まされた建物も大好きですが
奈良の素朴で力づよい建物もやはりいいなぁと感じた散策でした。
奈良最終日は東大寺を散策、何度見てもダイナミックな南大門!
鴟尾の描くスカイラインが美しい大仏殿
少し道を斜めにはずれ2月堂のある方へ、小さい頃に母親に手を引かれて
歩いた記憶がうっすらとよみがえります。
回廊に掛けられた屋根が上から見ると階段のよう。
京都の繊細で研ぎ澄まされた建物も大好きですが
奈良の素朴で力づよい建物もやはりいいなぁと感じた散策でした。
奈良へ行った際に中村好文さん設計の「鹿の舟」へ
まずは”鹿の舟Saezuri ”へ、カフェレストランとなっており家具は好文さん
のものがたくさん並んでいます、照明も天井へ反射させる間接照明
ダウンライトが並ばない天井ってとても美しいなぁ~と感じました。
続いて食堂となっている”鹿の舟Kamado”へ
お店の真ん中に”でんッ”と構える竈で炊いたご飯はおいし~~!の一言
幸せな気持ちで3杯おかわりしてしまいました(笑)
最後は観光案内所となっている”鹿の舟Mayu”
大正時代の町屋をリノベーションした施設で、蚊帳が吊るされた読書スペース
や卵型の壁に包まれたライブラリーは遊び心満載のとても心地良い場所でした。
早速卵型ライブラリーを実測!
本のサイズにあわせて棚が割り付けられており、そのなかに人が座って本を
読めるソファスペースが組み込まれています。
実際にソファに座って本を読んでみると、たった奥行30cmのシナランバーの壁が左右
にあるだけで窪んだ場所に籠っているような安心感がありました。
本の寸法と人体寸法の割り付け、そのなかで生まれる遊び心と居心地、小さい
設えですが建築って楽しいなぁ~とあらためて感じる事のできる場所でした!
三井寺は7世紀に創建された天台寺門宗の総本山、多くの国宝があるおおきなお寺です。
石垣や寺院へのアプローチも色気があってグッときます。
僕のお目当ては三井寺のなかにある「勧学院」と「光浄院」
光浄院は吉村順三さんがMOMAの中庭に建てた松風荘のモチーフとしたもの、
残念ながら光浄院は見学できず特別公開中の勧学院へ、
写真はNGのためスケッチを描きました、印象的だったのは庭園へ大きく張り
出した能舞台のような広縁、上には屋根が付きだしてあります。
気持ちが良くてぼーっと庭を眺めているとあっというまに時間が経ってしま
います。次はぜひ「光浄院」を訪ねてみたいです!