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2016.8.22

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事務所をはじめる時に家を庭の関係性にはこだわってやってゆこう!と決めたのですが、
デザイン学校を通じてあらためてその大切さを感じました。
教えて頂いた建築家、伊礼さんや横内さんの基本設計時にはすでに外構の計画、植栽
に至っては植える位置、高さ、樹種が描きこまれています。
そしてその樹種がその環境で耐えられるのか(西日の問題や露が落ちるかなど)まで
検討されているのです。
また造園家の荻野さんの講義でも
・造園も建築と同じようにディテールが大切だ
・立面から考えて樹を打ち込んでいく
・樹の後ろにスクリーンのような外壁面があると揺れる葉の影がうつり込み外観の印象がぐっと
 良くなる。
などとても印象に残る言葉を残して頂きました。
「外構はべつですので・・」なんて言葉を当たり前に使う設計士もたくさんいると思います
がやはりそれでは魅力的な住宅はつくれませんね。
面倒くさがらずに建物、外構、植栽すべてふくめて一つの住宅だ、と思って設計すれば設計
の楽しさがますます広がります。荻野さんは
「こんな楽しい事造園屋さんにやらせてる場合やない、自分でやれ!(笑)」と言っていました。
庭と住宅、これからももっと深くつっこんで設計してゆこうと思います!

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