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2014.7.16


設計塾のついでに鎌倉まで足をのばしました。農協市場が良い雰囲気です!
向かうのはスタジオオリベさん、次々に新しい服をつくるのではなく、数を絞って定番だけをつくり続ける潔い洋服屋さんです。



気になったのは雑誌でオリベさんの記事を読んでから、
「最先端を走るブランドも必要、でもちょっとそこから一息抜きたい感じになった人、よりリラックスして自分らしいモノをもとめるという人たちに向けて提供したい。」
「美しさがあって、使いやすさがあって、それでいて買い足せる値段である、それが定番になれる要素」
まさに僕が住宅設計でやりたい方向、哲学がしっかりしていて物語のある商品には安心してお金を払うことができます。

定番のチノパン「バレージ 」ガンガン履きたおしたいと思います!

Category
身の廻りのモノ
Tag
2014.7.15

本もたくさん出されていて引っ張りだこの中村好文さん。
建築の本質を見抜く確かな目と、その洒脱なお人柄から「こうぶんさん」と多くの人に慕われています。
僕は幸運にも4年程前に好文さんの住宅設計塾を受講する事ができました。
好文さんの飄々とした佇まいや、どんな時でも楽しもうとするユーモアのセンスに衝撃(笑)を受け、こんな生き方をしている大人がいるんだ!と嬉しくなりました。

写真の左の額はその教室の課題で頂いた
“好文賞” 教室内の小さな賞ですが本当に嬉しかったのを覚えています。
右の額は打ち上げの時に好文さんから教えて頂いた「足長おじさん」の本にサインをお願いしたところ、サラサラっと「短足おじさん」(笑)を描いてくれました!
遊びゴコロを忘れぬよういつも机の前に飾っています。

学生時代に買った「住宅巡礼」、何度読み返したか分かりません。僕のバイブルです。

あんまり好きで丸々描きうつしてみました。同窓会の時、好文さんにお見せしたら「すごいじゃん!」と言ってもらえました。本当ただのファンですね(笑)
少しでも好文さんに近づけるよう日々楽しみながら設計してゆきたいと思います。

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3人の建築家
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2014.7.14

僕には心から敬愛し、一生追いかけて行こうと決めた3人の建築家がいます。
ひとりは吉田 桂ニさん、飯田橋にある市谷連合設計事務所を設立し、建てた家は1000棟を超えるという木造建築の生き字引のような方です。


「吉田桂ニの木造建築学校」を開かれていて僕も通い始めて4年目になります。
2ヶ月に1度東京の飯田橋にて授業があり、敷地や家族構成を決めて宿題がでます。その答案を桂ニさんに採点して貰います。
技組と匠組に分かれており技組を卒業出来るのは2割程度、僕はなんとか2年で技組を卒業し現在は匠組2年生(笑)
大変厳しい学校ですが僕はこの学校で木造建築の基礎をみっちりと叩き込んで貰いました!
全国各地から実務をバリバリとこなしている生徒が集まり、切磋琢磨しているので大変刺激になります。

技組を修了した時に頂いた卒業証書、この言葉を胸に日々設計に勤しんでいます!

Category
3人の建築家
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2014.7.11



19世紀のアメリカでキリストの再臨を信じ、共同生活を送ったシェーカー教団。
様々な家具、生活道具を創り出し、その簡素で美しいデザインは今もたくさんの人々に影響を与えています。
上の写真は小物入れのオーバルボックス、僕はくすり箱として使っています。
カエデの側板を蒸気にあてて柔らかくし、木型に巻きつけて銅製のくぎで止めています。
この「フィンガース」と呼ばれる接合部分、ため息がでるほどきれいに納まっています!

Category
身の廻りのモノ
Tag
2014.7.10

そして父になるDL
久しぶりの映画ブログ、
是枝裕和監督の「そして父になる」
子供が小学校へあがる時に病院より連絡があり、子供の取り違えが発覚。
二組の夫婦の心の揺れと、父と子のつながりを丁寧に描いた良い映画でした。
リリー・フランキー、いい味だしてます!

Category
映画
Tag
2014.7.9



朝起きて子供が学校に行くのを見送った後、30分ほど好きな音楽を聴きながら珈琲を飲んでボーッとする(笑)のが日課になっています。
そんな時にコーヒーカップをいつもより良いものにすると、少しぜいたくな時間になるような気がします。
写真はアラビアのコーヒーカップ、奥のものはパラティッシ(天国)というシリーズで、フィンランド陶芸界のプリンスと呼ばれたカイピアイネンが手掛けたものです。
住宅設計は敷地や周りの環境からプランニングを組み立てゆくのが鉄則ですが、
建主さんお気に入りの「ひとつのコーヒーカップ」を手掛かりにプランニングしてゆく、そんな住宅も設計してみたいです!

Category
料理
Tag
2014.7.8

地中海近くのニース(北緯43°)から出発して、北欧ヘルシンキ(北緯60°)まで北上していった今回の旅。
建築家の建物巡りとともに地域によって民家の形がどのように変化して行くのか? 住宅設計に携わる者として多いに興味がありました。
ちなみに札幌がニースと同じ北緯43°、東京は北緯35°、最多降水量231mmです

南仏ニースの民家、札幌と同じ緯度ですが海流の関係で暖かく、気温は東京と大差ありません、降水量は半分以下。
屋根は赤瓦の半丸一種類で作られ、軒はほとんど出てません、軒裏も漆喰で塗りつぶされています。
壁は荒い石積みで、幅の狭い窓が規則的に並んでいます。

フランス中部リヨンの民家
ニースの民家と基本的には一緒ですが、屋根は赤瓦だけでなく、外壁は石積みの上に漆喰がぴっしりと塗られていました。軒裏は木の構造材が現しになっています。

デンマークの民家
屋根が急勾配になり、出窓が付いています、屋根裏空間が部屋として使われている証拠です。日本の民家の兜づくりに近い形ですね、外壁は石積みだけでなくレンガ積みが多く見られます。

スウェーデン、フィンランドの民家
気温は東京-10°程度、降水量は1/4程
今迄の民家と大きく変わるのは木造になる事。聞いたところフランスなどと違い石が取りにくく森が豊かだからとの事でした。
大きな特長は外壁の赤と白の可愛い色使い。ログハウスのような構造材の上に板を張り、日本でゆうベンガラのようなものとトドの血などを混ぜ合わせて塗装する事で劣化を防いでいるようです。
ちなみにフィンランドの面積は日本とほぼ同じ34万km2ですが人口密度は1/20以下、ゆったりした暮らしが羨ましいです。
こうして観察してみるとやはりその土地の風土、気候、人口により建物や街が大きく変わる事を実感しました。
次は日本の民家を沖縄から北海道まで訪ね歩いてみたくなりました(笑)

Category
北欧
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2014.7.3


リーモーガンのアルバム
「THE SIDEWINDER」
梅雨時の鬱陶しさを吹き飛ばしてくれる爽快なアルバムです。
トランペット奏者のリーモーガン、このアルバムと同じように突っ走るように生き、33歳のときにライブの休憩中に愛人に拳銃で撃ち抜かれるという最期を遂げました。
ヤンチャで粋なモーガンのJAZZです。

Category
音楽
Tag
2014.7.2

水戸の偕楽園の近く、常盤町にあるトネリコさん、北欧の食器やアンティーク雑貨が並ぶ素敵なお店です。

僕の北欧旅行に行く前の質問にも親切に答えて頂きました。

トネリコさんの8周年記念のハチ!手拭い(笑)かわいいです。
ぜひ足を運んで見て下さい!

Category
カフェ・雑貨・お店
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