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2018.12.15

造園家、荻野さんが植栽を手がけられた「ホテルザセレスティン京都祇園」へ、
良い空間を設計するためには良い空間を経験し、自分の中に蓄積してゆくしか
ありません。
少しお高めの宿泊代ですが、自分の芸(設計)の肥やしになると思えば
なんのその!
今回泊まったのはこのホテルの中ではこじんまりとした部屋。
ただ置かれている茶器や浴衣のセンスの良さや、心地よい照明の配置、
リートフェルトの建築のように脱衣室を分けるスライディングウォール
などたくさんの見所がありました。

そしてなんといっても荻野さんの庭が最大の見せ場、
夜月明かりのように上から降りてくる光に照らされてゆらゆらと揺れる
コハウチワカエデの美しいこと。

設計者にとって空間を体感するのはお寿司屋さんがネタを仕入れるような
もの、お財布と相談しながら今後も良い空間を体感して行きたいです!


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手描きスケッチ京都・奈良
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2018.12.13

中村好文さんの独演会を聴きに奈良へ、
前半はスライドを見ながらの講演会。
会の最後に好文さんが読み上げてくれた建築家 林昌二さんの言葉がとても
印象的でした。

「住宅を設計する人は暮らしのディテールに興味がなければ、なんの面白み
もないと思うんです。暮らしの隅々のことをきちんと温かく処理するところ
に住宅の面白さがある。1軒の住宅の中には世界が入っているんです。」

住宅には世界がある、この事を胸にとめて仕事をすること!
そんな好文さんのからのメッセージですね。

後半は会場を「鹿の舟」へうつして懇親会、
好文さんの替え歌メドレーワンマンショー!
会場は大盛り上がり、天性のエンターテイナーです。

好文さんとお会いするといつも「肩ひじ張らずに仕事、人生を愉しむこと」
の大切さを思い出します。
仕事に打ち込むことも事も大切、たまには少し肩の力を抜いて自分の暮らし
自分の人生を味わい愉しまなきゃそんですね。
なにか替え歌挑戦してみようかな~(笑)


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京都・奈良3人の建築家
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2016.10.7

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奈良最終日は東大寺を散策、何度見てもダイナミックな南大門!

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鴟尾の描くスカイラインが美しい大仏殿

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少し道を斜めにはずれ2月堂のある方へ、小さい頃に母親に手を引かれて
歩いた記憶がうっすらとよみがえります。

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回廊に掛けられた屋根が上から見ると階段のよう。
京都の繊細で研ぎ澄まされた建物も大好きですが
奈良の素朴で力づよい建物もやはりいいなぁと感じた散策でした。


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京都・奈良
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2016.10.5

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奈良へ行った際に中村好文さん設計の「鹿の舟」へ
まずは”鹿の舟Saezuri ”へ、カフェレストランとなっており家具は好文さん
のものがたくさん並んでいます、照明も天井へ反射させる間接照明
ダウンライトが並ばない天井ってとても美しいなぁ~と感じました。

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続いて食堂となっている”鹿の舟Kamado”へ
お店の真ん中に”でんッ”と構える竈で炊いたご飯はおいし~~!の一言
幸せな気持ちで3杯おかわりしてしまいました(笑)

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最後は観光案内所となっている”鹿の舟Mayu”
大正時代の町屋をリノベーションした施設で、蚊帳が吊るされた読書スペース
や卵型の壁に包まれたライブラリーは遊び心満載のとても心地良い場所でした。
早速卵型ライブラリーを実測!
本のサイズにあわせて棚が割り付けられており、そのなかに人が座って本を
読めるソファスペースが組み込まれています。
実際にソファに座って本を読んでみると、たった奥行30cmのシナランバーの壁が左右
にあるだけで窪んだ場所に籠っているような安心感がありました。
本の寸法と人体寸法の割り付け、そのなかで生まれる遊び心と居心地、小さい
設えですが建築って楽しいなぁ~とあらためて感じる事のできる場所でした!


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手描きスケッチ京都・奈良
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2016.10.3

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三井寺は7世紀に創建された天台寺門宗の総本山、多くの国宝があるおおきなお寺です。

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石垣や寺院へのアプローチも色気があってグッときます。

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僕のお目当ては三井寺のなかにある「勧学院」と「光浄院」
光浄院は吉村順三さんがMOMAの中庭に建てた松風荘のモチーフとしたもの、
残念ながら光浄院は見学できず特別公開中の勧学院へ、
写真はNGのためスケッチを描きました、印象的だったのは庭園へ大きく張り
出した能舞台のような広縁、上には屋根が付きだしてあります。
気持ちが良くてぼーっと庭を眺めているとあっというまに時間が経ってしま
います。次はぜひ「光浄院」を訪ねてみたいです!


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京都・奈良
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2016.6.22

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3月に京都を旅行した際に注文した村上開新堂のクッキー、やっとこ届きました!

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老舗の洋菓子やさんとの事から昔ばあちゃんの家で食べたような素朴な味かなと
想像していたのですが、とても品のある洗練されたお味 
さすが京都の洋菓子屋さんですね。
戸棚の奥にこっそりと隠して食べたいタイプのクッキーでした(笑)


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京都・奈良料理
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2016.4.26

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京都寺町通にある老舗の洋菓子店「村上開新堂」、まえから気になって
いたお店。建物はレトロで良い感じ、クッキーを注文したらなんと7月
に到着予定(笑) 丁寧な仕事なのですね、どんなお味か楽しみです!


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京都・奈良
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2016.4.21

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俵屋シリーズ最後は2階にあるアーネストスタディとよばれる部屋です、俵屋のT?のように
ガラスが十字にはめ込まれた入口のドアをくぐると屋根裏部屋のようなこじんまりとした心地
良いスペースが広がっています。

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奥にはお昼寝スペースが、堀の深い窓にガラスのオブジェが飾られ
1860㎜に抑えられた天井は独特の模様の壁紙で仕上げられています。

アーネストスタディ

実測スケッチこれで完了、噂にたがわず見どころだらけ(笑)の旅館でした!

庭座 図書室

おまけに庭座・ライブラリーの寸法スケッチ。


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手描きスケッチ京都・奈良
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2016.4.13

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俵屋旅館の魅力はなんといっても共用部にあると思います。
玄関を入ると目の前に坪庭がパっと開けます、1畳弱の板の間が張り出しており一脚の椅子が
しつらえてあります。座ってみるとじかに外の風を感じながら夜空を眺めることのできる室内
と室外のあいのこのような不思な空間、とても気持の良い場所でした。

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坪庭の奥にはラウンジスペースがあり雛飾りがしつらえてありました、そこをさらに奥へ進む
と和紙でくるまれた繭玉のような図書室が、あたたかくほんわりとした明るさの部屋にいると
心地良い眠気がおそってきます・・ 低い地窓からは庭を望む事が出来ます。

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眠気を振り払って(笑)客室へ向かうと通路の横に外部とツーツーの開口部が!ガラスも雨戸も
ありません。なんとも不思議な感じ、聞いてみると台風の時もこのままだとか、
俵屋には外と内の入り混じった不思議な場所がたくさんあります。

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さらに通路をすすむと脇にこれまた不思議なスペースが、躙り口のような入口を一段さがると
「庭座」とよばれるスペースがあります。床の高さと庭の高さが同じ、ガラス一枚で仕切られて
いてガラスと床モルタルをシーリング止めという納まり、コーナー柱の足元は隅きりして草の
ポットをはめこみ外部の草が内部にもつづいているように見せるというこだわりよう。
すごいの一言です!

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スケッチを描いてみると坪庭を取り巻くようにさまざまなコーナーが配置されているのが分かります。
・程よい大きさ(ヒューマンスケール)
・うす暗い部屋に低いオレンジの照明
・穴倉に隠れるかのような部屋の入り方
・和紙、瓦敷き、土壁など本物のやさしい目ざわりの素材
・高さを低く抑えた椅子、テーブルなどの家具
あたりが居心地の良さの秘密か・・・と考えました、まだまだ奥が深そうです。


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手描きスケッチ京都・奈良
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2016.4.11

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中村好文さんの本「意中の建築」を読んで以来ずーっと気になっていた京都
俵屋旅館さんへ行ってきました。

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俵屋には全部で18の部屋がありますが今回宿泊したのは新館の1階にある「竹泉の間」
設計は吉村順三さんです。

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掘り炬燵式の座卓があり、雪見障子越しに専用の坪庭を眺めることができます。
庭の奥行は1間半、これくらいの奥行があればこんな雰囲気の良い庭がつくれる
のですね。

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しつらいも良い感じ、旅館全体に言える事ですがいわゆる老舗日本旅館!という
感じではなく古くからの雰囲気のなかに斬新なインテリア・デザインが共存して
いてお互いに引きたてあっているという感じ。
そしてどこにいても居心地が良いです。

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お風呂もけして広くはありませんが高野槙の良い匂いのする
浴槽、洗面所の床はコルクタイル敷き。
木やコルクなど人肌にやさしい素材につつまれると気持ちが
ほっこりします。普通のホテルでは水廻りはユニットバストイレ
のFRP製品、もちろんメンテナンス上致し方ないのでしょうが
水廻りの心地良さはそのまま宿泊体験のここちよさに直結するの
だなぁ~と実感することができました。

俵屋プラン

もちろん実測スケッチも忘れません。
他にも障子の見込み寸法や家具の高さなど気になる寸法が多すぎて
へとへとになりました(笑)


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手描きスケッチ京都・奈良
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