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2018.2.9

フィンランド、アキ・カウリスマキ監督の新作「希望のかなた」
を観に行きました。
前作「ル・アーブルの靴磨き」のビックリするようなハッピー
エンド(笑)を観てすっかりファンになってしまた監督さん、
今回も題材は移民問題というズシリとしたものですが、独特の
ちからの抜けた間や、ユーモアは健在、アキ・ワールドへ引き込
まれた幸せな1時間半でした。
いまの時代に求められているのは小難しい暗い映画ではなくたぶ
んこういう素直な映画のような気がします。


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北欧映画・絵画
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2018.1.31

1998年のスぺインの映画、カラフルなパッケージのデザインに
魅せられて借りて観ました。
女性たちが自分の流儀で生きてゆく様子を描いた映画ですが、
状況設定はなかかなハードなもの。
それでも映画自体がそれほど重たい空気にならないのは淡々
とした演出と女優さん達の凛とした佇まいのせいでしょうか。
男はどちらかというと観念的になりやすく夢や理想、大義名分
を求めますが、
「今ここをどうしのいで生きてゆくのか」
という女性達の懐の広さやたくましさを感じる映画でした。


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手描きスケッチ映画・絵画
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2018.1.18

「海よりもまだ深く」で印象的だった池松壮亮主さん演の映画を観ました。
内容は決して明るいものではないのですが自分が20代の頃感じていた焦り
や無力感、先行きのなさ、そんな空気感を思い出しました。
池松さんはよい役者さんですね、女優の石橋静河さんもどこかぶっきらぼ
うなリアルな存在感がありました。
映像をを観る事で自分の記憶やその時の空気の匂いのようなものが蘇る、
映画体験はやはりおもしろいです!


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手描きスケッチ映画・絵画
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2017.12.22

息子達とスターウォーズの最新作を観てきました。
映画の最初にながれる”パパパパーン パーン”というテーマ曲、銀河に
吸い込まれてゆくおきまりの文字列、これを見ただけでもう満足してい
る自分がいます(笑)
最初にスターウォーズをみたのはエピソード6の「ジェダイの復讐」
祖母に手を引かれワクワクしながら映画館へ歩いていったのを覚えてい
ます。
そう考えると親子4代にに渡ってスターウォーズを楽しんでいるという
事、こんな映画ほかにありませんよね!
どうせならこのまま自分がヨーダのような顔になり(笑)孫の手を引いて
映画館へ行く時まで続いて欲しいとおもう物語です。


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映画・絵画
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2017.12.6

ジョン・カサヴェテス監督の映画「アメリカの影」
ざらついたモノトーンの映像と、台本のない即興的な演出が印象
的な映画です。
ニューヨークのマンハッタンに住む黒人と白人の血を受ける3兄弟
の物語なのですが、弟役を演じるベンが夜の街へふらふらと歩いて
ゆく最後のシーンは、若者、マイノリティーが抱える苦悩、焦りが
ひしひしと伝わってきます。
カサヴェテス監督の映画はいつも弱者へのドライな、そして暖かい
視線を感じます。見終わった後に自分の体の中になにか実感のよう
なものが残る骨太な映画だと思います。


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映画・絵画
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2017.11.17

ある方に教えて頂いた映画「バベットの晩餐会」
特に派手な演出がある訳でもなく、出演者も落ち着いた人ばかり
主人公であるバベットが心を込めて料理をつくり、みながそれを
慈しんで食べる、というだけの話ですが。品がありチャーミング
で、映画の中に幸せな空気がただよっています。
最後の晩餐はこんなシチュエーションで!(笑) と願ってしまう
ような映画で、「食べる」という事の喜びをあらためて実感させ
てくれます。
「生活の器」を設計する仕事をしている者として「くうところ」
としての住宅の可能性をもう一度考えてみたくなりました。


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映画・絵画
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2017.11.9

ブレードランナーを観てきました。
降りしきる雨と雪、ネオンが光る猥雑な街の雑踏、重たい空気、
ずーっと鳴り続けるノイズのような重低音。
まさにブレードランナーの世界、この映画を作り上げた人たち
の作品に対する拘りと情熱を感じます。


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映画・絵画
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2017.11.3

ツタヤの取り寄せレンタルで「大いなる幻影」を観ました。
監督のジャン・ルノワールは印象派の画家オーギュスト・ルノワール
の次男にあたります。
映画は第一次世界大戦が舞台、内容はもちろんの事俳優陣の存在感が
凄いです、特にドイツの軍人を演じるシュトロハイムが異様なオーラ
を出しています。
北野映画の中のビートたけしのいい意味での違和感や「地獄の黙示録」
のカーツ大佐を演じるマーロンブランドの狂気に近い雰囲気を感じます。
シュトロハイムは最初の撮影の時に当時の雰囲気がでないので売春宿を
つくり本物の売春婦をキャストするよう監督のルノワールに要求したと
か(笑) やはり常識を逸した桁外れの人が作り出すものは人を引き付ける
力を持つのですね。


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映画・絵画
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2017.9.5

JAZZを聴きながら仕事をする事が多いのですが、チェットベーカーの
CDは良く聴きます。気怠い歌声とスーッと伸びるようなトランペット
の音色が耳に心地よくついつい聞いてしまうのです。
そんなチェットベーカーの自伝的映画をイーサン・ホークが演じてい
ます、イーサン・ホークも大好きな俳優さんで「今を生きる」や「ビ
フォーサンライズ」など繊細な役どころが印象的です。
今回の映画でもJAZZ界のジェームスディーンと呼ばれたチェットがお酒
や薬によって沈み込んでゆく様子をイーサンホークが好演しています、
映画は暗いトーンではなく、チェットをやさしく見守るような視点で撮
られているので素直に楽しむ事ができました、秋の夜長にお勧めの映画です!


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手描きスケッチ映画・絵画
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2017.8.3

益子参考館へ脚をのばして来ました。
柳宗悦、河井寛次郎などと共に民藝運動の中心人物であった
浜田庄司が自分が収集した品々を広く一般の人々にも見て欲
しい、との意図で開設された美術館です。

ギリシャのイコンやメキシコのみみずくなど、素晴らしい
けどどこか可愛らしい物がたくさん置いてあります。

僕が好きなのは敷地の奥の方にある登り窯、斜めに走る
横葺きの屋根のラインと、窯場とその奥に見える緑との
陰影が美しいです。
個人的に暗く囲われたところから、明るい場所を眺める
という空間がツボ(笑)みたいです。
民藝好きにはお勧めの場所です!


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映画・絵画
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