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2019.7.10

地元にあるミニシアター「あまや座」にビル・エヴァンスの映画を
観に行きました。
エヴァンスのCDはいつも聴いていて決して飽きません、矢野顕子
さんが無人島に1枚持ってゆくならエヴァンスのCDと言っていま
したが分かるような気がします。

さて映画の方はジャズピアニスト、エヴァンスのドキュメンタリーフ
ィルムで、彼の表現者らしいエゴと周囲の悲劇が伝わってきます。
あの繊細な音の裏にはこんなストーリーが隠されていたんだなぁ・・
と感じ入ってしまいました。

またジャズを演奏している場面も多いのですが、マイルスデイビス
やコルトレーンなどJAZZ好きならそれだけでも満足するはず。
近くにこんな映画館がある事を嬉しく思いながら帰路につきました。
来週からはゴダール特集との事、地元の映画ファン行くべしです(^^)

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映画・絵画
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2019.6.4

大林宣彦監督の映画「異人たちとの夏」を見ました。
急に独白の場面が出てきたり、けっこうなホラーテイストがあったり
久しぶりに口をあんぐりと開いて観ました(笑)
だからといってドタバタかというとそんな事はなくノスタルジーのある
ぐっと惹きこまれてしまうとても良い映画でした。

主人公がひょんな事から12歳の時に交通事故で死に別れた両親と会う
お話なのですが、家族でちゃぶ台を囲む場面がなんとも良いのです。
瓶ビール、たばこ、陶器の灰皿、かっぱ巻き、爪楊枝・・・
うちの実家もこんなんだったなぁ~と家族の原風景のようなものを
感じさせてくれます。
夏も近づいてきたこの季節、ビールを飲みながら異界を味わってみて
はいかがでしょうか(^^)

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手描きスケッチ映画・絵画
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2019.4.2

春休み中の息子達と上野で開催中の「奇想の系譜展」へ
若冲の、のたっとしたゾウや白隠の絵の嬉しそうな人々がツボでした。

その後神保町へ移動して古本屋さんをぶらぶら歩きをし
喫茶店「さぼうる」にていちごジュースを堪能、
とても楽しい休日となりました。

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映画・絵画
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2019.2.11

今プランを進めているクライアントさんとの雑談の中で「ワイエスの絵が好き!」
との話題が、僕も好きなのでひとしきり話が盛り上がりました。

その流れで本屋さんにいくと偶然ワイエスの作品集が目に・・・
派手な絵ではないのですが独特な構図と”しん”とした世界観は惹き付けられる
魅力があります。
頑固でそっけないけどその裏にあたたかさをかんじる人物のよう、
画集をめくる時間はとても豊かですね、料理とともに幸せの元かもしれません。

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映画・絵画
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2018.12.5

最近見た映画「モリのいる場所」
画家、熊谷守一さんをモデルとした映画ですが、山崎努さんの演技が
たまりません。
カレーうどんからの一連の下りが最高です!

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映画・絵画
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2018.11.20

茨城近代美術館へ「ポーラ美術館コレクション」を見に、
展示会最後の週末という事もあり多くの人が来ていました。

錚々たる画家の中で良いな~~と感じたのがセザンヌの絵、
深く落ち着いた色合いと、セザンヌ独自の画面の構成、
描いてあるものはなんの変哲もない物なのですがいつまで
も眺めてしまう魅力的な絵でした。

同じくしげしげと眺めてしまった休憩所にあるソファ、
建築家吉村順三さん設計のものですが、座りやすさや
ほっこりと目に優しい形は何度見ても好きです。(笑)

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映画・絵画
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2018.11.10

初めてウォン・カーウァイ監督の映画を見た時にその斬新な手法と
醸し出す独特の世界観に「こんな撮り方があるんだ」と心を動かさ
れたのを覚えていますが、この「アイスと雨音」で久しぶりにその
感覚を味わいました。
演劇の本番へ向けて葛藤する6人の若者の情景を72分ワンカットで
描いた作品。
役者さんの表情や現場の臨場感を伝えるカメラワークが素晴らし
いです。
若さゆえの持て余す程の熱、焦燥、楽天的な態度、
ザラリとした苦い手触りを思い出させてくれる映画でした。

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手描きスケッチ映画・絵画
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2018.10.19

和田誠さんのイラストが好きです、最小限の線と着色でとても豊かな世界を表現
されていてやりすぎない品の良さがあります。

この本は益子の古本屋さんで見つけたのですが、なにかの記念に出版されたもの
で市販されている本ではないとの事。
和田好き、映画好きとしてはたまらない本です(笑)

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映画・絵画
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2018.10.15

チャールズチャップリンの映画「独裁者」
チャップリンの映画では「街の灯」や「モダン・タイムス」が大好きなのです
がこの「独裁者」は少し印象の違う映画です。
まず無声映画ではなくトーキー映画であること、またいつもの飄々とした
風刺でなく真正面からナチス、ヒットラーへの批判をしている事。
個人的には「街の灯」のような粋な演出が好みですが、この映画がつくられた
のは1940年、まさにナチスの影響力が増し第二次世界大戦へ突入する直前の時
期。チャップリンの自分の作風をかなぐり捨ててでも何かを訴えなければとい
う気持ちが伝わってきます。
最後の演説のシーンはまさに映画人としてではなく、個人としてのチャールズ
スペンサー・チャップリンの思いをぶつけたもの。
時代背景やチャップリンの置かれた立場を思うと胸に迫るものがあります。

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手描きスケッチ映画・絵画
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2018.10.8

上野で開催中のマルセル・デュシャンの展示会に足を運んで来ました。
デュシャンといえば既製品の便器にサインを入れた「泉」が有名ですが
僕の中では美術を良くも悪くもなんでもありに変えてしまったおじさん(笑)
というイメージ、一度実際の作品を見てみたいと思っていました。

会場の最初のコーナーはデュシャンが描いた絵画が並んでいました。
印象派、セザンヌの影響を強く受けた初期の絵から、キュビズムの手法へと
移ってゆく様子が良く分かります。
当然ですが絵のクオリティがすごいです、やはり素養のしっかりとしたアー
ティストだったのだなぁとあらためて認識。
そのまま会場をすすむと、便器にサインしただけの「泉」などが並びますが
やはりただの便器ではあるので特に感想はありません(笑)
ただ「これもアートだ!」と叩き付けた行為自体がその後のアートの枠組み
をグンと広げたのは確かな事だと思います。

一度見たかったデュシャンの仕事が見れて満足でしたが、会場の最後の部屋が
これまた豪華、写楽、雪舟、俵屋宗達、光悦、利休、長次郎と日本美術のマス
ターピースがずらりと!
実はこの部屋が滞在時間が一番長かったです(笑)
美術館巡りはやはり楽しいですね。

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映画・絵画
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