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2020.2.5

トールマン・カポーティの「ティファニーで朝食を」
オードリーヘップバーン主演の映画を見た事があったので
すが原作は初めて。
自由闊達な女の子ホリー・ゴライトリーが映画の役よりも
明け透けで、クールで、残酷でとても魅力的でした。

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2020.1.11

奥村昭雄さんの本「空気・熱の動きをデザインする」
OMソーラーの前身となるポット式石油ストーブ、煙道を使った
空気循環システムがとても魅力的でした。
ファンを使って2重煙突の隙間から床下に温風を引き戻す仕組み、
なんと床下には加湿用の水盤と蛇口が付いています。
難しい装置はないのである意味ローテク、頭できちんと理解できます。
「なるほど~~」とワクワクしてしまう本です(^^)

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2020.1.6

ono設計室は今日からしごと始め。
お正月休みはよく食べ、よく眠り、よく本を読みました。
本を何冊か読んだのですがとにかく面白かったのがジャック・ロンドン
の「火を熾す」
極限状態での人の精神の動きを、無駄のない岩のような文体で描いて
おり一瞬でぐっと惹き込まれてしまいます。
しんとした部屋で本を捲っていると、こうした時間が自分には大切な
ものなのだなぁ・・とあらためて感じました。

さあ今日からまた設計の喜びを感じながら、誠実に仕事に励んでゆきます。
今年も宜しくお願いします。

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2019.12.27

スイスの建築家、ピーター・ズンドーの建築を巡る文集。
視覚的でなく、空気、匂い、陰り、手触り、記憶など五感
で建築をなぞろうとする文です。
住宅設計に従事する者として良いなぁ、と思った文章

「思うに、建築はまずもってメッセージでもなければ
 サインでもないのだ。
 そこで営まれる生を包む殻であり、背景である。
 床をすすむ歩みのリズムのため、
 仕事に集中するため、
 眠りの静けさのための、繊細な容器なのだ。」

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2019.12.23

ポール・オースターの本「孤独の発明」
学生の頃、旅先のイスタンブールの安宿で貪るように読んだ
のを覚えています。
オースターは先日紹介した映画「スモーク」の原作者でも
あるのですが、父と息子の関係を描いたものが多いような
気がします。
独特の世界観で一気に惹きこまれるので、時間のとれる
休日におすすめです。

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2019.11.29

「コミさん」の愛称で親しまれた作家、田中小実昌さんのエッセイ集。
映画とバスと、場末の飲み屋街を愛するコミさん。
思わせぶりなところのない、淡々とした文章の中に、はみ出してしまった
人々や、無用の物に対する愛情のようなものを感じます。
休日にビールを飲みながら、のんびりと読みふけってしまいました(^^)

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2019.11.24

夏目漱石の門下生、内田百閒のエッセイ集
文章の歯切れが良く、リズムに乗って気持ちよく読み進む
事ができます。
表紙のとぼけた絵に惹かれて手に取ったのですが、この絵は
なんと芥川龍之介が描いたとの事。
芥川の本というと、人のずるさや愚かさを炙り出す重たい
テーマが多いですが、この絵を見る意外ととユーモアのある
ひょうげた方だったのかもしれませんね。

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2019.11.13

あの有名なシドニーのオペラハウス(ヨットの帆を広げたような建物)
の設計者、ヨーン・ウッツオンの自邸「キャン・リス」の本。
スペイン、マヨルカ島の断崖絶壁に建つなんとも不思議な家
古代の遺跡を思わせるような分棟型のプラン、
地元の石材単一素材でつくった修道院のような空間、
全ての棟の入り口にある心地よさそうな中庭、

写真を眺めれば眺めるほど魅力的が増してゆきます、
いつかこの眼と体で体感したいです。

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その他
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2019.9.11

数学者、岡潔さんの本。
自然科学の大きな価値は不安定な素粒子の発見によって逆説的に
・五感でわからないものがある
・五感で分かる事をいくら調べても生命現象は何一つ分かってこない
という事を実証したこと、
人の心の大きな要素は「喜び」と「懐かしさ」
外的な状況があると、心が同化してその彩になる、それが「情緒」

哲学書を読んでいるようで引き込まれてしまいます。
人の住む場所を設計する設計者にとって大切ななにかが書いてある
本です。

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2019.9.3

建築家、中村好文さんの新しい本
好文さんが設計した「上総の家」の物語と雨宮さんの写真が合わさった
詩集のような本です。
好文さんの文章はいつ読んでもすっと体に入ってきます、お人柄による
ものなのでしょうね(^^)

この「上総の家」は10年前、好文さんの設計講座に参加した時に見学させて頂いた
のですが、「小さくて豊かで良いおうちだなぁ~」と思ったのを覚えています。
この本には家の生い立ちやその後の物語が書いてあり一気に読み切ってしまいました。

本を読んでいてその通りだなぁと思ったのが好文さんの言葉
「家っておもしろいよね。住み手が愛情をかけると、みるみる輝きだすんだから。」

紙面をを飾る「カッチョイイ~~家」も良いですが
住まい手に可愛がられ愛される、そんな「お家」をひとつひと設計してゆければと思います。

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3人の建築家
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