「ぐるりの家」2年点検に伺いました。
経年変化した杉板の外壁と真っ赤に染まった植栽、美しいです。
久しぶりにあったワンちゃんずも相変わらずの元気ぶり(^^)
クライアントさんと丁寧にひとつひとつ決めていった収納や棚割り
が使いやすい!と嬉しいお言葉を頂きました。
暮らしの情景が深まって行く様子を見るのは設計者冥利につきます。
「ぐるりの家」2年点検に伺いました。
経年変化した杉板の外壁と真っ赤に染まった植栽、美しいです。
久しぶりにあったワンちゃんずも相変わらずの元気ぶり(^^)
クライアントさんと丁寧にひとつひとつ決めていった収納や棚割り
が使いやすい!と嬉しいお言葉を頂きました。
暮らしの情景が深まって行く様子を見るのは設計者冥利につきます。
外壁は杉の板張りにウッドロングエコという経年変化を早める塗装で
仕上げたもの。
2年経って落ち着いた色合いに、板壁に緑が映えます。
あらためて思ったのが、板材は時を経ると樹の幹や枝と同じような
色になって行くのだなぁ、という事。
建物の妻面
雨が掛かるところ、掛からないところ、
日が差すところ、差さないところ、
自然の条件を素直に反映しながらうつくしく変色しています。
玄関引き戸の真鍮金物。
雨に洗われて砂利が目立ってきた洗い出しの土間。
人がコントロールするのではなく、周りの環境に身を委ねゆっくりと
変化してゆく素材達、とても魅力的です。
「ぐるりの家」空から撮影をして貰いました。
模型をつくった時に、「ぐるりと廻るおもしろい屋根ができたなぁ~」
と思っていたので、ぜひ空撮をと思いカメラマンさんにお願いしました。
いろいろと妄想して作り上げた建物を、あらためて空から眺める
(気持ちになる)と今更ながら実際にできたのだなぁ~、という実感がわきます。
“きれいに屋根を掛ける”事は住宅設計の肝となる大切なポイント、
今後も「きれいな屋根の建築」をつくってゆきたいです。
「ぐるりの家」1年点検に伺いました。
良い具合の風合いとなった杉板張りの外壁、緑が映えます。
扉を引くと出迎えてくれたのはクライアントさんと2匹のワンちゃん(ボルゾイ)
白く簡素な空間の中、揺れる木陰とワンちゃんとクライアントさんの暮らしの風景。
設計に夢中になっていた時に想像した景色と重なりジワっと嬉しくなりました。
こうした暮らしの風景を眺める事ができるのは建築家冥利に尽きますね、
本当に良い仕事につけた事に感謝です。
「ぐるりの家」のクライアントさんから嬉しいメールを頂きました。
「家にいる時間がふえたけど、お庭もきれいで快適に過ごしています。」
との事。
写真も添えられており、お庭も暮らしに馴染んだ様子。
こういったお便り(メール)が設計者にとってなによりのご褒美です(^^)
さっそく造園家さんへもお伝えして、みんなホクホク幸せな気持ちになりました。
日々が落ち着いた頃、点検へ伺うのを楽しみにしております!
「ぐるりの家」の工事もいよいよ終盤
このお家は建具や家具も白塗装、床タイルも白、すべて白(^^)・・・
というとなにか味気ないようですが、このお家に入ると
明るい白、
暗がりの少し青みがかった白、
夕日が入り込んだ白、
タイルのくすんだ白、
いろんな白を体感できます。
シンプルなようでとても深い色なのだなぁ・・とあらためて「白」
のゆたかさを感じました。
週末に見学会を開催します!
「ぐるりの家」切妻の高さを抑えた外観です。
外壁は杉板の押し縁留め、素材の色の違いがうつくしいです。
内部は白ペンキ塗り、艶消しなので雪のかまくらの内部のよう。
やっぱり塗装壁は光の廻り方がきれいですね!
「ぐるりの家」外壁工事が進んでいます。
「ぐるりの家」は外壁が杉板、内部の床はタイルとモルタル、壁天井は白
ペンキ塗りという颯爽とした仕上げ(^^)
建物は白系統でまとめ「食器」「家具」「庭」で差し色を入れようと
いうインテリア計画、完成がとても楽しみです。
「ぐるりの家」順調に工事が進んでいます。
屋根工事がほぼ完了、
ロの字に廻る難しい屋根だったと思いますが板金職人さん
が美しい平葺きの屋根に仕上げてくれました!
キッチンからの眺め、中庭と屋根と空 完全にプライベートな
空間でくつろぐことができそうです。
今回一番印象的だったのが中庭から空を見上げたこの風景、
屋根の先端がきれいに空を切り抜いており、雲の移ろいや
空を飛ぶ鳥が一枚の絵のように眺めることができます。
クライアントさんと思わず
「ジェームズ・タレルのようですよね~~」と嬉しくなって
しまいました。
大工さんの工事もいよいよ佳境、今後の進捗が楽しみです。