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2016.10.27

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今日10月27日の茨城新聞「住まいの特集」の1面に「おおきくつながる家リノベ」
の写真が掲載されます。水廻りリフォームについてのインタビュー形式の記事も
載っていますので興味のある方はぜひご覧ください!

Category
おおきくつながる家リノベすまいの豆知識
Tag
2016.7.25

敷地日照

すまいの豆知識第2弾は敷地の陽あたりをチェックする方法です。
クライアントが土地を購入するときに
「前(南側)の敷地にお家が建っているんだけど陽あたりは大丈夫かしら?」
「今は建ってないけど将来家が建った時日陰にならないかな?」
なんて相談を受ける事があります、こんな時前以下の方法で日照条件をチェックできます。

➀敷地の配置図を用意する
➁境界線を合わせて簡単な断面図を描く(建物の桁高さは一般的な6M程度とする)
➂南側の敷地の建物の軒先を起点にして夏至、春秋分、冬至、2月の角度の太陽光線を描きこむ
➃このラインから右側が日陰、左側が日向
といった手順です。
ここでチェックしたいのが一番日差しの欲しい厳寒期(2月頃)の日あたり、図では室内に問題
なく日が差しているのでこれでOKとすれば、
庭の奥行が3.5K(≒6.5M)つまり6~7M程度の取れれば一番寒い時期にも日差しを得る事ができる!
という結論です。
さらに日照が欲しければ吹抜けをつくる事でたっぷりとした日差しを1階床面に確保できます。
もちろん敷地によって条件は様々ですが、陽あたりチェックぜひチェレンジしてみて下さい!

Category
すまいの豆知識
Tag
2016.7.21

敷地1

あたらしくつくった「すまいの豆知識」コーナー。
住宅設計に係わって早や15年、今までの設計者としての経験上すまいづくりを考えて
いる人にとって役に立ちそうな情報を小出しにしてゆこー(笑)というコーナーです。
初回は敷地の選び方
突然ですが上の図面の敷地A、敷地B あなたが土地を買うとしたらどちらを選びますか?
よくある分譲地でどちらも坪数は7間×8間(1間=1.82M)の56坪
敷地A 南・東面が4M幅の道路 駐車は南入りで造成済
敷地B 北・東面が4M幅の道路 駐車は北入りで造成済

普通に考えれば敷地Aです、なぜなら東面と南面に道路があるので日照に有利だから
不動産屋さんでもやはり南入りの土地の価格を高く設定します。
では実際にプランを落とし込んでみるとどーでしょーか

敷地2

オーソドックスな3間×5間、総2階建てのプランを敷地においてみます。
ここでポイントとなるのが駐車場の位置

敷地A
南側に2台駐車、その横は玄関へのアプローチ分譲地でよくあるパターンです。
南側に駐車場とアプローチが来るため十分な庭のスペースがとれません。
せっかくのリビングからの眺めは車のテールランプ(笑)
また南側が道路のため歩行者からの視線を気にしてカーテンは閉めっぱなし
分譲地あるあるですね

敷地B
東側に2台縦列駐車、アプローチも北側
南側には十分な広さの庭が確保できます、敷地Aに一般的な2階建てのお家が
建つと想定した時、冬期にLDに日射が差し込むために必要な庭の奥行は6~
7M、この敷地では8M程度の奥行がとれているので十分いけそう。
駐車場のある東側を生垣で囲えば心地良い庭を楽しむお家ができそうです。

このケースのように”不動産的な敷地の価値”と”プランニングをした敷地の魅力”
はズレがあるものです。土地選びの際にはぜひ腕の良い設計者に相談するのが
おすすめです!
もちろんono設計も相談に乗りますのでぜひ声を掛けてくださいね。
では「すまいの豆知識」また定期的に発信してゆきたいと思います。

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すまいの豆知識
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