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2018.10.25

吉田桂二さん、中村好文さんとともに僕の憧れの建築家、伊礼さん。
初めてお会いしたのは「那珂湊の家」のオープンハウスの時、伊礼さんの
空間を体験し、これが設計というものかという驚きと共に今のままでは
いけないという焦りを感じた事を覚えています。

独立して時間を持て余している(笑)時に最初にやったのがこの本
「伊礼智の住宅設計作法」の丸写しでした。
手垢がついていてお恥ずかしいですがこの2冊の本にどれだけ助
けられた事か・・・
僕もそうだ、という設計者はたくさんいるはずです。

伊礼さんの学校へは4年間通わせて頂き、基本編で「たためる椅子を
もらえるで賞!」をもらえた時は本当に嬉しかったです。
椅子が届いたのは一年後でしたが(^^)

先週そんな伊礼さんの「オキナワの家」復刊パーティーへ参加させて
頂きました、僕がお祝いにつくったTシャツを着てみんなで記念写真。

独立して仕事のあてもなく途方に暮れていた自分に
「くさらずやってりゃ楽しい事あるから頑張れよ!」
といってやりたい気持ちでした。(笑)
まだまだ道は遠しですが、たまにこんな夜があると幸せですね。


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3人の建築家
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2018.9.6

建築家 中村好文さんのエッセイ集「暮らしを旅する」
建築だけでなく旅、料理、落語、うつわなど様々な暮らしの情景を
つづった文章。
住宅建築家はやはりこのような「暮らし」へ対するあたたかくも
鋭い眼差しがなくてはいけませんね!
「石垣島行きのバス」は思わず吹き出してしまう事必至です(笑)


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3人の建築家
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2018.8.18

夏休みは愛媛へ建築旅行へ出掛けて来ました。
最初の建築は松山の「伊丹十三記念館」中村好文さんが設計された建物です。

建物はマッシブな形態で窓も少ないのでシャープな印象になりそうですが、
どことなく可愛らしくユーモアのある外観、やはり好文さんのお人柄が出て
いますね!

展示室へはいると伊丹さんが「やあ!」と出迎えてくれます、抽斗を引くと
楽し気なイラストがあらわれたり、ベルトコンベアのようなイラストロール
があったり遊び心が満載です。

一番お気に入りの場所は中庭を囲む回廊、茶目っ気溢れた展示を見たあとで
緑と風を感じながらボーっとしてしまいます。
シャープな鉄骨の丸柱(60Φ)やカマボコ天井、スッキリとしたシルエットの
腰掛、スッとたつ桂の木など空間が締まっていてチャペルのような静謐な雰囲
気も漂っています。
腰掛の幅はなんと18㎝で座面高さが少し高い50㎝、こんな寸法でも十分休める
のだなぁ・・と早速スケッチしました。

好文さんの遊び心と静謐さ両方を味わえる素敵な建築でした。


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手描きスケッチ3人の建築家
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2018.4.23

建築家中村好文さん、リュート奏者つのだたかしさんのイベント
「ひまな日曜日」へ脚を運んで来ました。
前半はつのださんの静謐なリュートの演奏を堪能、中世のロマネ
スクの空間をおもわせるあたたかくも可憐な音、こんな音楽に似
あうような空間がつくれれば・・・とため息がでます。
後半は打って変わって好文さんのトークで会場は寄席のような雰
囲気に(笑)替え歌メドレーも飛び出し
ラジオ体操を基につくった「レミングハウス社歌」
ローハイドが元ネタの「老眼の歌」
など会場がおおいに盛り上がりました!
お二人のチャーミングでカッコいい生き方におおいに刺激を頂きました。


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3人の建築家
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2017.10.11

建築家、中村好文さんとミナペルホネンの皆川明さんの講演会へ、
お二人が自然体楽し気にお話されていたのが印象的でした。
後半は会場からの質問に答える形式で進んだのですが、
「粒あんとこしあんどちらが好きですか?」などという質問もありまるで
ラジオのお便りコーナーを聴いているよう(笑)
そんな質問への回答の中でいくつか印象に残ったものがあります。
中村好文さんへの
「生活には泥臭い面もあると思いますが、設計する上でどのようにお考え
ですか?」
というような質問に対して好文さんが
「生活には必ずそういう面がある、だからこそそこらへんも含めて解決
しようとする事が設計者の役割でそれが生きがいと思えないと設計者と
しての資格がないのでは」
また皆川さんへ
「自分の目標を達成するためにどのような事を心掛けたら良いですか?」
という質問に対し皆川さんが
「まさにそれが答え、常に心掛ける事、そのための特別な準備はしないで
普段からいつも心がける、普段こそ大切だと思います。」
とお話されていました、穏やかな口調で訥々と話されるのですがとても深
い言葉だなぁと感じ入りました。
好文さんも皆川さんも自分の軸をしっかりと持った上で、焦らず一歩一歩
独自のスタイルを築いてきた方、こんな年の重ね方が出来たら素敵な大人
になれますね。


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3人の建築家
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2017.6.30

久しぶりに中村好文さん設計の美術館「as it is」へ脚を運んで来ました。
半円を描く竹の垣、ずらしながら敷かれた枕木、工業用ランプ、錆びた
鉄板の玄関引き戸など、さりげないけれどとても印象深いアプローチです。

外壁は敷地の土を藁と混ぜ地元の左官屋さんが塗り付けたもの、深いマ
チエールを生んでいます。
巾木もないので建物が地面からにょきっと伸びてきたようにも感じます。

開口部のない平滑な壁面に深い軒がつくる濃い影が落ち、抽象画のような
外観、デキリコの絵に出てきそうなシンとした雰囲気です。

中庭では珈琲を頂く事が出来ます。
特に贅沢な素材を使わづとも、奇抜なプランや外観をつくらなくとも
もっと本質的な部分(素材に対する眼の確かさ、建物や開口のプロポ
ーション)でこれだけ豊かな建物をつくる事ができるのだなぁ・・
とあらためて勉強になりました。
またたまに訪れたくなる建築です!


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3人の建築家
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2017.2.27

竹中工務店のギャラリーA4で開催されていた中村好文さんの展示会の
最終日のワークショップに参加してきました。
ミルキングスツールという牛の乳しぼりに使われていた小さい椅子をつ
くるワークショップ、先生は普段好文さんと協働されている木工家の
横山さんと奥田さん。

まずは各自自分の好きな座板と脚を選びます、僕が選んだのはウォルナッ
トの座板とメープルの脚。
座板への墨付け→ 穴あけ→ 座板の面取り→ 組み立て→ 塗装・仕上
という工程です。

一番時間がかかり、そして一番楽しかったのがこの座板の面取り、
鉋で木をゴリゴリと削る感覚はなんとも楽しくついつい削りすぎ
てしまいます(笑)
横山さんが南京鉋で見本を見せてくれましたがもう道具が体の一部
のよう、軽く撫でるように鉋をひくだけでスーッと木肌が削られて
いきます。

座板の面取りがおわったら脚を座板の穴に差し込みます、溝を切った
脚の上面に割りくさびを打ち込み固定します。

最後に脚の余分な部分をノコで切断し、自然オイルを塗って完了!
上からみると猫の顔のような可愛い小椅子が完成しました。
1テーブル3人の参加者で協力してつくるのですがみんなそれぞれ
材料なので個性がでていて面白いです。
普段事務所で机の上で図面を描いている事が多い僕にとって、実際
に材料を手でさすりながら、ノコや鉋、玄翁といった道具を使い
組み立ててゆくのはとても楽しく貴重な経験でした。


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家具3人の建築家
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2016.9.20

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木造建築学校で木造の基礎をみっちりと教えて頂いた吉田桂二さんが亡くなって早や9ヶ月
飯田橋にある連合設計さんで開催されている「私と吉田桂二展」を見に行きました。
桂二さんは指導はとても厳しい方だったので学校へ通うこの坂道は「今日はどんな事を言われて
しまうのだろう・・」ととても憂鬱だった(笑)事を思い出します。

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入口を入ると蝶ネクタイ姿の桂二さんが出迎えてくれます!

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若かりし頃の桂二さん

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桂二さんのスケッチや図面、そして踊りを踊る桂二さんの動画など見ている内に気が付けば
あっという間に2時間経っていました。
以前学校の後の懇親会で桂二さんに「桂二さんはきれいな女性にもお厳しいのですか?」
と尋ねたところニカッと笑って
「美人には弱ぇ~んだよなぁ~~」とおっしゃった桂二さんの笑顔。
あの笑顔に引きこまれて(だまされて(笑))いまだに桂二さんを慕う多くの人がいるのですね。
桂二さんに教わった事を胸に留め、まっとうで美しい住宅をつくってゆきたいです。


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3人の建築家
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2016.2.9

桂二さん

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建築家の吉田桂二さんが昨年の暮れにお亡くなりになりました。
僕の目標とする建築家であり「木造建築学校」では技組、匠組
を通して5年間木造住宅の設計技術を指導して頂きました。
非常に厳しい学校でしたが二月に一度緊張しながらも課題を発表
し、少しでも何かを吸収しようと桂二さんの言葉に必死で耳を傾
け、教科書をひたすら丸写しした日々は今の僕にとって大きな財
産となっています。
受講生を凍り付かせる辛辣な言葉や、皆をどっと笑わせるユーモア
あふれる桂二さんのお話を聞くことができないのはとても寂しいで
すが、教えて頂いた事を自分の仕事に落とし込み良い建築をつくる
事が最大の恩返しだと思い日々精進してゆきます。

ご生前のご厚情に深く感謝するとともにご冥福を心よりお祈り致します。


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3人の建築家
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2015.10.13

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先月「竹中大工道具館」で行われた中村好文さんの椅子造りのワークショップ
に参加して来ました。

ミルキングスツール

つくるのはシェーカー教徒が牛の乳しぼりの時に使っていた「ミルキング
スツール」木目の流れを読みながらドリルで穴を開けたり、鉋で角を削っ
たり朝の9時から夕方の5時まであっという間の一日でした。
やっぱり実際に木を自分の手で、削り、さすり、磨いてものを作るという
のは楽しいですね!モノづくりの楽しさを実感しました。

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こちらが僕が完成させたミルキングスツール、我ながら良く出来た(笑)
と自画自賛です。

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ワークショップの後、中村好文さんと好文さんの家具をずっと協働で
つくられていろ横山さんと記念撮影をして頂きました!
椅子の穴から指がでています(笑)
なんとも幸せな一日でした。


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家具3人の建築家
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