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2018.2.7

先週末新宿OZONEで開催されたセミナーへ参加して来ました、
講師は建築家の益子さんと関本さん。
このセミナーで特に楽しかったのがお二人のクロストーク、
探偵のような綿密な推理で自供(笑)をせまる関本さんにたい
してやんわりとかわす益子さん。
お二人の間の信頼関係と愛情をひしひしと感じました。
また益子さんの使われる言葉もとても印象的でした、
「むすびめをつくる」「なだめる」「みまもる」「ささえる」
「においを消す」
設計に熱中しているとついつい完成度を上げるためにキリキリと精度
を追い求めてしまう事があります。
益子さんは「いったん細部まで詰めたうえで消しゴムでゆるめる」と
の事、ここらへんに益子さんのつくるやさしい空間の秘密があるので
すね。
自分の中でモヤモヤしていた話がたくさん聞けて大満足、建築は深く
楽しいです!


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2018.1.23

久しぶりに柳宗理さんの書いたエッセイを読みなおしました。
柳さんは良いデザインの条件として
・機能 ・テクノロジー ・良い材料 ・大量生産 ・合理性
を上げています、面白いのが工業技術や大量生産を積極的に
活用して行くべきとしているところ。
”売らんか主義”のデザインを批判する一方で、伝統の安易な模倣
もすべきでないと警告しています。
その土地で、今日の技術で、適切な材料を使って、用途のために
真摯につくれば必然的な形が生まれる。
これはそのまま建築設計に置き換える事のできる箴言ですね、
心に留めて仕事をしてゆきたいです。


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2018.1.5

新年あけましておめでとうございます。
ono設計室は今日から仕事始め、引き続き思う存分仕事を
楽しみたい思います。
今年も宜しくお願い致します!


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2017.12.29

憩暖さんから届いた暖炉用ツールセット、中村好文さんの
デザインです。
普通のかたちなのだけれど滋味があって可愛らしい、とて
も好きなかたちです。

ono設計室は今日で仕事納め、今年もたくさんの素敵な出会
いがあり設計の仕事を満喫する事ができました。
間違いなく天職(笑)であるこの仕事を来年も存分に味わい
たいと思います、では皆さん良いお年を~!


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2017.12.15

玄関や開き戸のドアノブ、丁番などに使う堀商店の金物
建具工事の現場でいつもその形のうつくしさに見とれて
しまいます。

新進気鋭のデザイナーがやりました!というようなシャープ
さ、奇抜さはなく、どちらかというと地味で懐かしいような
形、簡素でありながらシンプルとは違いどこか人の手を思わ
せる暖かさを感じます。

これと同じような思いを柳宗理さんのカトラリーをはじめて
見た時も感じました。
柳さんは図面を引かずに粘土模型を自分の手で捏ねながら形
を決めていったと何かの本で読んだときになるほどなぁ・・
と納得しました。
「簡素でありながら滋味深く品のあるうつくしい佇まい」
そんな住宅を設計したいなぁと日々思っております(^-^)


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2017.11.11

新国立美術館で開催中の「安藤忠雄展」へ足を運んで来ました。

なんといっても見どころは原寸大で再現された「光の教会」
コンクリートの壁で囲われた暗闇に光る十字型のスリット、
ガラスが入っていない(実作はガラス有り)ので風がふわり
と入って来ます。
このスリットから雪や風が吹きこむ寒い日に、信者の方々が
肩を寄せ合い白い息を吐きながら一心に祈りを捧げている。
そんな風景を想像するとより一層安藤さんのやりたかった空
間がイメージ出来るような気がしました。

土日は込むようなので平日がお勧めです。


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2017.11.7

東京芸術学舎の講座「住宅設計ラボ」に参加してきました。
指導してくれるのは第一線で活躍されている建築家、伊藤寛さん
と堀部安嗣さん。

課題は八ヶ岳の別荘地にセカンドハウスを設計する、というもの
計画敷地は南西に傾斜していて南側には小川が流れている別荘地
という設定です。
僕が提案した設計はもともと敷地にはえている樹々の間を縫うよ
うに三つ又の形をした建物をRCのベースの上にふわりと着地さ
せるというコンセプトです。

講評会では先生方からけちょんけちょん(笑)にされたのですが
なんとMVPを頂く事ができました(^^)
ちいさな教室の賞ですがとても嬉しかったです。
また講座のあとの打ち上げも盛り上がり本当に幸せな時間でした。
かつて設計の先輩が言っていた
「自分の設計力があがるなら、いつ何時どんな場所にでも行く!」
というアントニオ猪木丸出しのフレーズに感銘を受け、自分にプラ
スになりそうな場所にはなるべく出向くようにしてきましたが
そうしているうちに益々住宅設計の楽しさにずぶずぶと沈んでいく
自分がいます(笑)今後も楽しんで設計を磨いてゆきたいです。


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計画案その他
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2017.9.29

緑に包まれた街として気になっていた双子玉川駅周辺を散策して来ました。
まずは高島屋さん方面へ、屋上庭園に上がるとここがヒビルの6階とは思えない
風景。木々も背の高いものが多く普通に公園ですね、さらに本館と別館がブリッ
ジで結ばれており、「天空の城ラピュタ」のよう。
ちいさい子供を連れたお母さん達がのんびりと過ごしている風景が印象的でした。

ここは高島屋前のバスの停留所、華奢な鉄骨のフレームから緑に潤いを与える
ためミストが噴出されています。こんな優雅なバス停留所だとのんびりしてバス
を逃してしまいそうです(笑)

道路の反対側のGAPや無印良品の複合店舗施設、ここもこれでもかと緑で建物
を覆っています。
高島屋の屋上から見渡すと駅周辺の街を緑が這うように連なって行く様子が
確認できて面白いです。

こちらは駅の反対側にある二子玉川ライズ、商業施設なのですが緑のボリューム
が半端ないです。今までこういった施設では緑は建物を引き立てる添景として使
われる事が多かったのですがここでは緑が都市施設に侵食しているという感じ、
「緑の逆襲」ですね(笑)

楽天さんのビルの前にも屋上庭園があるのですが、みんな芝生の上で夕暮れ時を
思い思いに過ごしています。緑をくぐり抜けてきた風も心地よく、流れる水の音、
リーンリーンと虫の音も聞こえてきます。
街を散策してみて一番印象的だったのがみんなが芝生の上にゴロリと寝転んでいて
それがとても楽しそうだった事。都市の生活で切り離された「土」へ触れるという
事がやはり本能として嬉しいのだろうなぁと感じました。
「緑・土・ゴロリ」これからの建築はこれですね!


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その他
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2017.9.25

昨年から進めていた薬局さん新店舗の設計、土地を買い足すことができ
2階建てから平屋建てに変更しました。
こちらは駐車場からの立面、切妻屋根と庇が水平に走る伸びやかな外観。

薬局部分(大屋根)+店舗部分(小屋根)の単純な構成ですが一番の特徴
は雁行する庇のついた回廊部分、北側の庭を眺めて一息つけるスペースです。

病院や薬局に来る方ははなんらかの不調を抱えているはず、そんな方に回廊
のベンチに腰を掛け、緑の葉が揺れるのを眺めたり水盤に落ちる水の音を聴
いて心を落ち着けて貰えれば、そんな思いで計画しています。
正直にゆうと、今回の計画の主役は建物でなく庭かもしれません(笑)

待合室とカフェコーナーの内観パース、コンビニのような均一に明るい空間
ではなく間接光でやわらかく包まれるような照明計画としています。
実施設計でさらに詰めてゆきます!


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2017.9.13

群馬建築ぶらり旅、まずは白井晟一さん設計の「旧松井田町役場」
神殿のような外観から「畑の中のパルテノン」と呼ばれたようです。
緩い屋根と太い列柱、曲線を描くバルコニーという構成だけでかくも
豊かな建築になるんだなぁ~ となんだかにやけてしまいました(笑)
白井さんの建築は渋谷の「松涛美術館」のようにコテコテのものも多
いのですが、浅草にある「善照寺本堂」やこの松井田町役場は装飾が
抑えられすがすがしい印象すらします。
やはりプロポーションの感覚が研ぎ澄まされた建築家だったのだなぁと
感じました。

次は磯崎新さんの「群馬県立近代美術館」キューブを基本要素
として組み上げていった建築です。
残念ながら展示の模様替えのため内部は見学できませんでした。

キューブの下の中2階のような外部テラスへ上ってみると天井
がグッと低くなっています。
早速実測すると2m5cm、谷口吉生さんやフランクロイドライト
のエントランスなどもグッと天井が低く抑えられている事が多い
ですが2mちょい、これくらいが本能に訴えかける(笑)寸法なの
かもしれません!


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