3 house at office

3つの小屋のあるオフィス

3 house at office

2016

接客スペースを持つ事務所の設計です。クライアントさんとのヒアリングの中でいくつものキーワードがでました
・みんながぷらっと入りやすい場所にしたい
・お客さんと打ち合わせできる部屋が3室ほどあるとよい
・そこらへんのカフェよりここに来た方が落ち着くなぁ ・社員のみんなが気持ち良く働ける場所
 オフィスは働く人にとっては自分の家より長くいる場所、働く場所の居心地ももっと考えられるべきと思っていた僕にとってはとても魅力的な依頼でした。
 事務所のインテリアというと合理性、コスト、実務的といった面が強調される事が多いのですが、今回のクライアントの社長さんは空間の心地よさや働く社員さんの気持ちなど人の心を大切にされている事が伝わって来ました。
 そこで今回は合理性、効率性だけでなく住宅のような居心地やレストランのような遊び心のあるおもてなし空間を事務所のスペースに織り交ぜていこうとコンセプトが決まりました。

上の絵が最初に書いたイメージスケッチ、大きな部屋の中に屋根のある小さな小屋(応接室)が3つ並ぶという計画です。来店したお客さんがカウンターで受付し、路地を歩いて離れの小さなお茶室へ案内される…京都の料亭のような、そんなイメージです(笑)

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